日本政府の「留学生30万人計画」を推進するため、外国人留学生・就学生に対する入国管理政策を緩和することになりました。
1、留学生へのビザの発給審査を大幅に短縮。
2、大学などに通う「留学」と、高校や日本語学校などに通う「就学」の在留資格を一本化。
3、留学の在留期間を現行の2年または1年から延長。
4、企業側要請に応えて、卒業後の就職活動期間を現在の180日から1年程度に延長。
などが、具体的な変更点で、2009年度から順次、実施する方針です。
「留学生30万人計画」
国の「グローバル戦略」の一環として、2020年をめどに留学生30万人を目指す日本政府の計画。
日本への留学ための入り口(入試・入学・入国)から卒業後の就職・進路までの方策を計画。
文部科学省「留学生30万人計画」の骨子 / 骨子の概要
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うれしいニュースです。
私の早稲田大学のクラスをアジアからの留学生が受講しています。その学生達から、日本での留学生と生活や卒業後の進路の悩みを聞き、相談されることが何度かありました。彼らの話を聞き「日本の外国人留学生は大変だな-」と感じました。
というのは、私自身の30年前(一昔前ですが!)の「アメリカの日本人留学生」としての経験と、彼らの経験を比較しての感想です。もちろん留学生としての生活は大変でしたが、「アメリカが国として外国人留学生を歓迎している」という感じる様々な経験をしました。その当時の留学生仲間は自分の国に帰国したり、アメリカで生活を続けていますが、結局、アメリカの財産となっていると、つくづく感じます。
「留学生30万人計画」は、国の「グローバル戦略の一環」とのことですが、「日本サバイバル戦略」と置き換えるくらいの重要な計画だと、私は信じます。
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