ニューヨーク市の学校区では18年前から、児童生徒の学校への携帯電話の持ち込みを禁止しているとのことです。この学校区では100万人以上もの児童生徒が学んでいますが、年間に2500回もの携帯電話に関する学校内のトラブルや、3ヶ月間で登校時に3000台以上の電話を見つけた、などが報告されています。
しかし、その一方で、中学・高校生の半数から2/3が携帯電話を持っているとの報告があります。学校だけではなく、社会全体が携帯(モービル)化している現状の中で、「禁止」だけでは解決しないという保護者の意見も当然出てきています。
携帯電話は、もはや友達を話をするだけの道具ではありません。携帯メール・インターネットなどの通信機能に加えて、電卓や電子辞書など小さなコンピュータと同じ機能を持ってきています。その多機能を活用して、携帯電話のカメラを野外観察に利用、教室から電話をかけて外国語会話の練習など、が紹介されています。
その日本で携帯の生活に浸った子ども達が、アメリカの学校にやってきて、ルールに厳しい現地の学校でトラブルに巻き込まれないかどうかが心配です。
一度、現地校での携帯電話に関するルールの確認と、ご家庭での話し合いを、お勧めします。
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